日本人は塩分を摂りすぎている
日本人の食生活は世界的にみると塩分摂取量が過剰であるとされています。
世界保健機構が定める1日の塩分摂取量の目標値は5.0gですが、日本人の1日の塩分摂取量平均は平成30年のデータでいうと、男性が11.0g、女性が9.3gとかなりオーバーしていることがわかります。
なぜ、日本人は塩分をとりすぎてしまうのかというと、そこにはいくつかの理由があります。
1つ目は、日本の伝統的な食文化、和食です。
和食は世界的にも健康的な食事とされており、動物性の資質が少なく、肥満になりにくいとされています。
しかし、和食はしょうゆや味噌など、塩分が多い調味料や、干物や漬物などの塩分過多な加工食品がメニューに含まれていることから、食塩摂取量が多い食事という一面もあるのです。
2つ目は、外食や加工食品を食べる機会が増えたという点です。
私たちの食生活はより便利になり、外食やお惣菜などの中食、そして冷凍食品などの加工食品を利用する機会が増えました。
外食の食事やお惣菜、冷凍食品などには塩分がたくさん含まれているため、それらを日常的に利用している方はどうしても塩分摂取過剰の状態に陥ってしまうのです。
塩分の過剰摂取は、女性の大敵むくみを引き起こしたり、高血圧や胃がんのリスクを高めてしまったりする危険性があります。
毎日の食事は私たちの身体をつくるものですから、家族の健康のためにも減塩を意識した食生活を心掛けていくことが大切です。
上手に減塩するには
一口に減塩といってもとても難しく、塩見が足りないお料理はなんだか味気なく感じてしまうものです。
はじめは味が薄く感じてしまったり、お料理がおいしくなく感じてしまったりするかもしれませんが、だんだん舌が薄味に慣れてきますので是非少しずつ減塩生活を始めてみてください。
それでも家族においしいものを食べてもらいたいというママさんも多いでしょう。
塩分を減らしながら食事をおいしくするポイントは、スパイスを使用するということです。
スパイスというとなんだか玄人な感じがしますが、故障やトウガラシなど、私たちが日常の料理の中でも使用しているものもたくさんあるので、改めて買いなおす必要もありません。
とくにおすすめはカレーパウダーで、振りかけるだけでみんなが大好きなカレー味になってくれるのでとても重宝しています。
鶏肉を焼いて振りかけるだけでも十分おいしいおかずになります。
スパイスとはまた違いますが、レモン汁やお酢を使用して酸味をつけるのも1つの手ですし、ニンニクやネギなどの薬味を使用して香り付けするのもおすすめです。
いつも塩味に頼りがちな食事も、別の味付け方法をすれば料理のレパートリーを広げるきっかけとなります。
家族の健康を守るためにも是非減塩料理に挑戦してみてください。